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暮れゆくコロナ禍の2020年 「闇があるから光がある」

社会 | 神奈川新聞 | 2020年12月31日(木) 05:00

夜明けを待つ、みなとみらい(MM)21地区上空を横切る国際宇宙ステーションの光跡。日本実験棟「きぼう」で実験に取り組む茅ケ崎ゆかりの宇宙飛行士・野口聡一さんはこのとき、クルーと食事中だったという(22日午前5時55分から3分間、ISO200、f5.6、4秒露光の画像42枚を合成)=横浜市中区海岸通

 姿の見えぬウイルスに世界が翻弄(ほんろう)され、社会は脆弱(ぜいじゃく)さを露呈した。自身の心の内を見つめ直し、気付かされたことも多かろう。人の醜悪を見た。それ以上に、人のぬくもりを知った1年であった。

 「闇があるから光がある。そして闇から出てきた人こそ、一番ほんとうに光の有り難さが分かるんだ」とは作家・小林多喜二の弁。闇が深いほどに、光はまばゆい。夜空もまた、しかりだ。

 明けぬ夜はない。災いを経て、痛みを知るからこそ、やさしくなれる。「きぼう」の光が差すと信じたい。

 願うばかりではしかし、望みはかなわない。行動する1年へ。立ち止まってもいい。助けを求めてもいい。時に空を見上げるこころを忘れまい。

ISSが横浜上空を通過した22日(日本時間)、野口さんはISSから神奈川の夜景を撮影していた。MM21地区がまばゆく光る。左上部の暗い帯は相模川(JAXA提供)
宇宙飛行士・野口聡一さんが撮影した関東平野の夜景。中央の暗い部分が皇居で、放射線状に光が伸びる。東京湾を挟んだ下側が房総半島で、左下に伸びるのが三浦半島(宇宙航空研究開発機構提供)
宇宙飛行士・野口聡一さんが撮影した夜景のうち、横浜を中心にクローズアップ。中区やみなとみなとみらい21地区周辺がひときわ明るく、道路網が縦横に伸びているのがよく分かる(宇宙航空研究開発機構提供)

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