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新型コロナ
25日の県内、466人の感染確認 6人死亡

社会 | 神奈川新聞 | 2020年12月25日(金) 18:21

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県内で25日、6人の死亡と男女466人の感染が新たに確認された。1日当たりの新規感染者数は24日の495人に次いで過去2番目に多く、2日連続で400人を上回った。

 死亡例の報告があったのは、横浜市で80代の男性2人と女性1人、年齢不明の男性1人の計4人、川崎市の80代女性、相模原市の90代男性で、県内の累計死者数は258人になった。24日時点の入院患者は544人で、内訳は重症59人、中等症457人、軽症・無症状28人。

 全国で感染が急拡大した「第3波」で、県内も11月初旬から増加ペースが加速。1日当たりの新規感染者は同18日に初めて200人を上回り、12月17日に初めて300人を超えた。同22日に348人、23日に346人と推移していたが、24日に500人近くまで急拡大した。

 死者数も過去最悪のペースで推移しているほか、重症者らの病床利用率が上昇するなど医療現場の逼迫度も増幅。黒岩祐治知事は24日、県医師会や県病院協会との共同メッセージを発表し、このままでは県民が通常の医療を受けられなくなる「医療崩壊」につながると指摘。「助けられる命が助けられなくなる」と警鐘を鳴らした。

 
 

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