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新型コロナ
横浜で134人感染 70~90代の4人死亡

社会 | 神奈川新聞 | 2020年12月23日(水) 19:35

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は23日、入院していた70~90代の男女4人が死亡した、と発表した。また、10歳未満~80代の男女134人の感染を新たに確認した。70代女性と50代の男女2人が中等症、127人は軽症または無症状、残る4人の症状は不明。89人の感染経路が分かっていない。

 死亡した90代女性と70代男性は、クラスター(感染者集団)が発生した元気会横浜病院(同市緑区)の患者。2人とも別の疾患で入院し、12日に陽性が判明していた。別の90代女性は、同じくクラスターが起きた市内の有料老人ホームに入所。80代女性は感染経路が不明だった。死因は、元気会横浜病院の女性が急性心不全、3人は新型コロナによる肺炎という。

 市内のクラスター関連では、有料老人ホームで介護士1人、食品関係の工場で従業員1人、介護老人保健施設で介護士1人の陽性が判明し、感染者数はそれぞれ計28人、計20人、計18人となった。

 職員1人が感染した市内の病院では、別の職員2人の感染が新たに分かった。

 また、市は市立小学校に勤務する50代の女性非常勤職員と、市交通局の30代の男性バス整備員が感染したと公表。非常勤職員は発症2日前から出勤しておらず、職場内に接触者はいない。バス整備員の濃厚接触者は調査中だが、業務上、市民やバス利用者に接することはなかったという。

 一方、市は同一の患者を重複計上したとして、19日の感染者数を1減の177人に訂正した。

 
 

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