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新型コロナ
“軽症者”急死の衝撃 「神奈川モデル」に募る危機感

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年12月14日(月) 22:53

 新型コロナウイルスに感染し軽症者として神奈川県の宿泊療養施設に入所していた50代男性が急死した事案は、各方面に衝撃を広げた。軽症者や無症状者を宿泊施設か自宅で療養させ、病床の逼迫(ひっぱく)を防ぐ「神奈川モデル」は県が全国に先駆けて打ち出した取り組み。宿泊施設入所中に容体が急変し死亡した全国の例は「把握していない」といい、対応の検証を急ぐ。

新型コロナの宿泊療養施設で療養者が死亡した事案について発表する神奈川県幹部=12日午前0時すぎ、県庁

 「お亡くなりになられた方に哀悼の意を表するとともに、ご遺族の方には心よりお悔やみ申し上げる」。12日午前0時から始まった緊急会見。県幹部は神妙な面持ちで頭を下げた。

 関係者によると、男性が入所していたのは厚木市内のホテル。24時間体制で看護師や県職員が常駐していたほか、1日2回、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用した健康観察を実施していたが、男性の容体の急変に対応できなかったことになる。男性の死因は新型コロナによる急性気管支肺炎だった。

安全性アピールも…何が起きたのか

 
 

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