新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は12日、新たに10歳未満~80代の男女20人の感染が確認されたと発表した。うち13人が感染経路不明だった。
居住地別の内訳は、大和市5人、厚木市4人、小田原、逗子両市が各2人、鎌倉、横浜、南足柄、綾瀬、座間の5市と松田、箱根両町が各1人。症状別では重症、中等症が各1人、軽症14人、無症状4人。
横浜市の60代男性は、既に感染が判明している同居の90代女性の濃厚接触者。肺炎の症状があり、重症という。逗子市の30代男性と、同居する10歳未満の女児の感染も確認された。
また、県は同日、厚木市の知的障害者施設「厚木精華園」で、入所する70代男性と40代の男性職員の感染が判明したと発表した。職員は入所男性が生活するフロアで働いていたという。