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新型コロナ
不安和らげる「おまじない」絵本に 作家・中脇初枝さん

社会 | 神奈川新聞 | 2020年12月12日(土) 10:30

 県内在住の作家中脇初枝さんは今夏、一冊の絵本「つるかめ つるかめ」(あすなろ書房)を発刊した。収めたのは、困ったとき、怖いことがあったときに人々が唱えてきた「おまじない」。新型コロナウイルスという未知の病が世界中を覆った2020年。絵本は子どもたち、そしてかつて子どもだった大人たちへ語り掛ける。「おくびょうで、こわがりでも、だいじょうぶ」─。

中脇初枝さん

 絵本を制作しようと思い立ったのは春先のことだった。全国の小中学校が一斉休校となり、ほどなくして緊急事態宣言が出され、外出自粛の動きが広がった。

 「当たり前の生活が突然失われ、先行きが見通せず、多くの人が精神的にも経済的にも不安を抱えていた。外出自粛と言われたけれど、家にいることがつらい人もいる。虐待やドメスティックバイオレンス(DV)などを受けている人はどんなに苦しいだろう、と。物書きとして何かできることはないだろうかと考えました」

 心に浮かんだのは、かつてどこかで耳にしたおまじないだった。

 雷よけの≪くわばら くわばら≫。地震のときに唱える≪まじゃらく まじゃらく≫。痛み止めの≪ちちんぷいぷい ちちんぷい いたいのいたいのとんでいけ≫…。

 「いつ教えてもらったか覚えていないけれど、いつの間にか覚えている。私自身が子どものときに唱えたものもあれば、大人になって子どもたちに口ずさんだものもあった」

 忘れられない思い出がある。

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