新型コロナウイルスの感染急拡大による影響が、神奈川県内の観光地でもじわりと広がっている。
週末の5日はぐずついた空の下でも多くの人出が見られたが、宿泊施設や土産物店などからは先行きを不安視する声が相次いだ。「自粛ムードが広がれば、またブレーキがかかる」。
政府の観光支援事業「Go To トラベル」の効果も持続するのか見通せず、箱根や鎌倉などで警戒感が増している。
「コロナの中の旅行は最後」
あいにくの曇り空でも多くの観光客でにぎわった箱根町。
来訪客「旅先で気を遣う」 観光地は懸念「第3波は死活」
雨模様にもかかわらず観光客でにぎわう箱根湯本駅近くの商店街=5日午後1時半ごろ、箱根町 [写真番号:436121]
小町通りでは、感染防止対策が呼び掛けられている=鎌倉市内 [写真番号:436122]