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箱根山火山ガス「低調で推移」 東海大が定点観測

社会 | 神奈川新聞 | 2020年12月2日(水) 10:50

大涌谷(資料写真)

 噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)の箱根山(箱根町)で1日、東海大による火山ガスの定点観測が行われた。採取したガスを分析した大場武教授は「火山活動は低調な状態で推移している」との見解を示した。

 火口などから蒸気の噴出が続く大涌谷と、付近の噴気地帯でガスを調べた。二酸化炭素(CO2)などの成分比は11月の調査時からほぼ変化しておらず、大場教授は「火山活動はなだらかに低下傾向」と判断した。

 2015年6月に観測史上初の噴火が起きた箱根山の大涌谷では、活発な噴気活動が今も継続。気象庁は火山灰などの突発的な噴出現象に注意するよう呼び掛けている。

 
 

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