昨年10月の台風19号で被災した人々の生活再建を後押ししてきた災害ボランティアが、活動の幅を広げている。
広範囲に浸水した川崎市内の多摩川流域では、「心の復興」も支えようと水に漬かった思い出の写真を洗浄。
土砂災害が相次いだ相模原市を拠点に活動する団体は、メンバーのスキルアップを兼ねた初心者向けの講習を初開催し、裾野の拡大を図っている。
大切な思い出守る
写真洗浄、担い手育成… 災害ボランティア 活動多彩に
水害に遭った写真を一枚一枚丁寧に洗浄し、乾燥させるボランティア=1日、川崎市高津区 [写真番号:420153]
発電機の起動方法も手ほどきした初心者向け講習会=10月31日、相模原市緑区 [写真番号:420154]