日本軍「慰安婦」問題について考える講演会「『正義連』バッシングの意味するもの~日本軍『慰安婦』問題に向き合おう~」が22日、川崎市中原区のエポックなかはらで開かれる。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の梁澄子(ヤンチンジャ)共同代表を講師に招く。主催は川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会。
韓国では5月以来、「慰安婦」被害者を支援してきた「日本軍性奴隷問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」と前代表の尹美香(ユンミヒャン)さんに対するバッシングが起こった。「不正疑惑」の核心部分はすべて不起訴となったが、日本でもワイドショーなどで正義連が「反日団体」であるかのような描かれ方をした。
講演会では、この問題を通して、かつての植民地支配の歴史と加害国市民としての課題について考える。梁共同代表は、被害者の裁判支援にも関わってきた。同団体の主催で昨年来日した被害者、李玉善(イオクソン)さんの市内での証言集会を記録したDVDの上映もある。
午後2時から。資料代500円。要予約で定員80人。参加申し込みや問い合わせは、市民の会の木瀬さん電話080(3494)2411。