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新型コロナ
警戒レベル引き上げ迫る 県内7指標中3、既にステージ3

社会 | 神奈川新聞 | 2020年11月18日(水) 21:13

 神奈川県内の新型コロナウイルスの感染者数が今月に入って急増し、18日は1日として過去最多を更新する226人の新規感染が判明した。流行状況を4段階で示す県独自の警戒レベルは、2番目に高い「ステージ3(急増)」が目前に迫っている。判断材料となる7指標のうち三つは、現時点ですでにステージ3の基準に到達した。

 県は県内の流行状況について、政府の分科会が示した指標を基に、(1)病床のひっ迫具合(2)療養者数(3)PCR陽性率(4)新規報告数(5)直近1週間の先週との比較(6)感染経路不明の割合(7)クラスターの発生状況─の七つの指標を設定した。

 流行状況は4段階で示され、現在はステージ2(漸増)。ステージ3への引き上げは、県の対策本部会議で総合的に判断される。

 七つの指標のうち、病床のひっ迫具合については16日に最大確保病床数(1939床)に対する病床利用率が20・7%に到達。ステージ3の基準となる20%を初めて超えた。17日現在の入院患者は410人で、病床利用率は21・1%とさらに上昇している。

 医療現場の実態は基準値以上に深刻だ。利用中も含めて新型コロナ患者が直ちに使える稼働病床数は、17日現在で735床。実質55・7%の病床が埋まったことになる。県は稼働病床数を増やし、1100床を目安に確保するよう医療機関に要請している。

 ほかの指標では、17日現在で感染経路不明の割合は51・6%と、ステージ3の基準となる50%を超過。直近1週間の感染者数も基準となる前の週を上回っている。

 警戒レベルがステージ3に移行した場合の対応として、政府の分科会は一部の飲食店の休業要請やイベント開催の見直しなどを提言している。ただ、黒岩祐治知事はこれまで「ステージ3になったら自動的に休業要請とは考えていない」との見解を示す。

 17日に記者団の取材に応じた黒岩知事は「大変厳しい状況であるのは間違いないが、現時点ではステージ3の段階ではない。様子を注視しながら判断したい」と話している。

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