野口聡一さん宇宙基地で滞在開始
社会 | 共同通信 | 2020年11月17日(火) 16:21
【ケープカナベラル(米フロリダ州)共同】日本の野口聡一飛行士(55)は17日未明(日本時間同日午後)、米スペースXの宇宙船クルードラゴンに搭乗して国際宇宙ステーションに到着し、およそ半年に及ぶ宇宙での滞在を始めた。
宇宙船は気圧などの調整を行い、到着約2時間後にステーションとの接続口を開放。他の乗組員とおそろいの赤いポロシャツ姿で登場した野口さんは、出迎えた飛行士と笑顔で抱き合いながら喜びを表現した。
野口さんは、「戻ってくることができて感無量だ。メンバーの一員として働く準備ができている」とし、「鬼滅の刃」を引用して「“全集中”で頑張りたい」と語った。
野口聡一さん宇宙基地で滞在開始
米スペースXの新型宇宙船クルードラゴンで国際宇宙ステーションに到着し、出迎えた飛行士と抱き合って喜ぶ野口聡一さん(中央)=17日(NASAテレビから・共同) [写真番号:414690]