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ノーベル賞の小柴昌俊さん死去 ゆかりの横須賀、惜しむ声

社会 | 神奈川新聞 | 2020年11月13日(金) 20:58

「ソレイユの丘」の落成式で祝辞を述べる小柴さん。左は当時の沢田横須賀市長=2005年4月7日

 2002年のノーベル物理学賞を受賞した東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊さんの死去に、ゆかりの深い横須賀市内では惜しむ声が上がった。

 小柴さんの受賞当時、横須賀市長だった沢田秀男さん(87)は「しばらくお会いしておらず、報道で知り驚いた」と話した。

 横須賀ゆかりで初めてのノーベル賞受賞者をたたえようと、市議会とも協力して名誉市民の制度を設けた。“第1号”として受けてもらうために東大に小柴さんを訪ねたところ、とても喜ばれたという。「飾らない人柄で、とても話しやすい方だった」と振り返る。市から受賞記念として、小柴さんが希望したオーディオセットも贈り、「『楽しんで聴いている』という礼状を頂いた」と懐かしんだ。

 小柴さんの受賞時に母校・県立横須賀高校(旧制横須賀中学校)の校長を務めていた疋田武夫さん(76)=横須賀市=は「受賞を記念した講演会などで生徒たちにお話しいただいた。豪放な性格で学者というよりチームリーダーという印象。亡くなられたのは残念でつらい」と気を落とした。「小柴さんからは『若い人を教えることは楽しいですね』と記した色紙を頂き、今も大切にしている」としのんだ。

 また、同校の海浦洋子校長は「小柴先生には、創立100周年記念講演会で『やればできる』の演題で講演いただき、記念式典のあいさつで生徒たちに熱いメッセージを送ってくださった。学校を代表して感謝申し上げます」と述べた。

 上地克明横須賀市長は「小柴先生が物理学の世界のみならず、人類の歴史に残された功績は計り知れない。このような偉大な方が、幼少期から青年期に横須賀市で過ごされたことを大変誇りに思う。市にゆかりのあるノーベル賞受賞者、そして唯一の名誉市民として、これからも多くの若人への指導をお願いしたかった」とコメントした。

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