新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は11日、10歳未満から80代までの男女38人の感染が新たに判明した、と発表した。中等症3人、軽症24人、無症状11人で、15人の感染経路が不明。市発表の感染者数は累計2115人となった。
年代別では、20・30代が各9人、10歳未満と50代が各4人、10・40・60代が各3人、70代2人、80代1人。居住区別では、幸区が9人と最多で、高津区8人、川崎区7人、中原・多摩区が各4人、宮前区3人、横浜・大和市と都内が各1人。
市によると、感染経路が分かっているのは家族内感染16人、陽性者との濃厚接触7人。うち、クラスター(感染者集団)が発生した市内の通所作業所に通う60代女性の感染が新たに判明し、同施設の感染者は利用者やスタッフ計13人となった。また、同施設の感染者の家族、接触者計4人の感染も分かった。