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新型コロナ
川崎では3人死亡、38人感染 地域作業所でクラスター

社会 | 神奈川新聞 | 2020年11月7日(土) 19:10

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は7日、いずれも多摩区の100歳以上の男性と80代無職女性、中原区の50代男性会社員が死亡したと発表した。また、10歳未満~100歳以上の男女38人の感染が新たに確認された。中等症4人、軽症24人、無症状9人で、11人が感染経路不明。市発表の死亡者は累計42人、感染者数は累計2067人となった。

 市によると、死亡した100歳以上の男性は10月17日に持病のため市立多摩病院に入院。今月6日に死亡したが、同日の検査で陽性が判明した。死亡した80代女性は10月30日に陽性と判明した。また、別の市内医療機関では同9日に陽性が判明して入院していた50代男性が今月7日に死亡した。死因は新型コロナウイルス肺炎という。

 すでにスタッフや入院患者ら27人の感染が判明している市立多摩病院(多摩区)で新たに60代女性看護師と40代女性看護助手、入院患者ら計5人の陽性が判明した。市内の地域作業所でも利用者3人と職員5人の陽性が判明。市はクラスター(感染者集団)と認定した。

 また、かわさき老人福祉・地域交流センター(川崎区)では市外に住む男性職員の感染が判明。7、8両日は臨時休館し、消毒などの作業を行う。

 38人の年代別内訳は30代が最多の8人。20代と50代は6人で、40代、60代、70代は各5人。10歳未満と80代、100歳以上がそれぞれ1人だった。居住区別では、川崎区が17人。多摩区が6人、高津区は4人。幸区と麻生区は各3人で宮前区2人。中原区と横浜市、東京都内がそれぞれ1人だった。

 
 

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