
避難所でのペットの受け入れが大きな課題になった昨年10月の台風19号などを受け、横浜市獣医師会が風水害時に飼い犬や猫などを無料で預かる事業に乗り出した。
飼い主がペットの存在を理由に避難をためらわないよう、一時的な受け入れが可能な市内の動物病院約70施設を公表。台風接近時などに預かりの依頼に応じることにした。
避難所にペットを連れて行く「同行避難」の受け皿が十分整っていない現状を踏まえた支援策で、避難行動の選択肢を増やす先進事例として注目されそうだ。
小動物の預かりも
風水害時、無料でペット預かって避難促進 横浜市獣医師会
風水害時のペット一時預かりについて「協力病院をさらに増やしていきたい」と話す横浜市獣医師会の太田雄一郎会長=横浜市港南区の港南動物病院 [写真番号:394817]