新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県相模原市は22日、30~80代の男女7人の感染が確認されたと発表した。いずれも軽症で、3人の感染経路が不明という。年代別では60代と80代が各2人、30代、50代、70代が各1人。
市によると、50~80代の男女4人は、ふじの温泉病院(同市緑区)の入院患者。21日に同病院スタッフ3人の感染が明らかになっていた。同病院で計7人の陽性者が判明しているため、市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。市は職員や入院患者ら66人を対象に検査している。同病院は外来診療と入退院を当面の間休止する。
また、30代男性と60代女性は国立病院機構相模原病院(同市南区)内科病棟の看護師とリハビリ科のスタッフ。同病院では21日に看護師1人の感染が明らかになっていた。同病院では救急とリハビリの患者受け入れを当面の間中止する。