川崎市宮前区のトンネルで2006年9月、帰宅途中の女性が殺害された事件で、殺人罪に問われた無職の被告(40)の控訴審判決が16日、東京高裁であった。近藤宏子裁判長は「犯行動機は甚だ身勝手で理不尽。一審判決の量刑が重すぎて不当とはいえない」として、懲役28年とした横浜地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
弁護側は…
宮前女性殺害、一審の懲役28年を支持 高裁「不合理ない」
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刺殺事件があったトンネル内。現場には花束が供えられている=2018年、川崎市宮前区 [写真番号:380019]