昨年10月の台風19号で県内は崖崩れや河川の氾濫などが多発し、17人が死亡、35人が重軽傷を負った。全半壊を含めた住宅の被害は4940棟を数え、各地に大きな爪痕を残した。
人的被害のうち、崖崩れや土石流が相次ぎ洪水も重なった相模原市で8人、多摩川流域が広範囲に浸水した川崎市で1人が亡くなった。このほか、川崎沖で停泊中に沈没した貨物船の乗組員8人が死亡した。
今月8日時点の県集計によると、…
台風19号から1年 神奈川県内は死者17人 35人がけが
1人が死亡、1人がけがを負った土砂崩れの現場=2019年10月13日午後、相模原市緑区牧野 [写真番号:375240]