横浜・みなとみらい21(MM21)地区の運河に建設中の歩行者デッキ「女神橋」が低く架設されて観光船が通れず、暫定措置としてジャッキアップされている問題で、中断していた工事が再開され、12月末に供用が開始される見通しであることが6日、分かった。
当初は今年7月末の開通を予定していた。
事業主体の市は、女神橋の橋脚を桁下高約3・5メートルで計画して3月に架設したが、上流に架かる「国際橋」中央部の桁下高約4・2メートルより低かったため、これまで通れていた観光船が通航不能に。急きょ、4月に橋桁を約60センチジャッキアップして桁下空間を暫定的に確保していた。