赤い羽根共同募金が1日、全国で一斉に始まった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、例年行ってきた主要駅などでの街頭募金活動は実施箇所も規模も縮小した。またJR桜木町駅(横浜市中区)では、初めて取り入れたスマホ決済サービス「LINEペイ」による募金もPRした。
県共同募金会によると、例年は県内約170駅で約4500人が募金活動を展開するが、今年は駅数もボランティアも半減させた。
JR桜木町駅前の広場では、約20人のスタッフが参加。大声は出さずに事前に録音した音声を流し、LINEペイのQRコードや「じぶんの町を良くするしくみ」などと書かれたパネルを掲げ、駅利用者らに寄付を呼び掛けた=写真。
県共同募金会は「コロナ禍だからこそ、支援を必要としている人がたくさんいる。多くの人に協力してほしい」と話している。