厚木パーキングエリア(PA、厚木市関口、山際)を経由して圏央道に出入りできる厚木PAスマートインターチェンジ(IC)が26日午後2時、開通する。
同ICは既存の圏央厚木ICから約1・1キロ、相模原愛川ICから約4・1キロに位置する。利用できるのは自動料金収受システム(ETC)を搭載した車に限られる。
相模川右岸沿いの市道(通称・堤防道路)から出入りする。南へ向かう内回り、北へ向かう外回りの出入り口が、別々に堤防道路に接続して造られた。外回りの接続路のカーブ内側を利用して、同市の代表的なイベント「あつぎ鮎(あゆ)まつり」をイメージしたアユと花火のデザイン(直径20メートル)が描かれた。
同市は、開通により周辺の上依知・猿ケ島地区や、相模川の座架依橋を経てつながる座間市側から圏央道へのアクセス向上、IC周辺への企業誘致の促進効果などが見込まれるとしている。
厚木PAスマートインターが26日午後に開通 ETC限定
相模川沿いの堤防道路(手前の道)に出入り口が設けられた厚木PAスマートIC(厚木市提供) [写真番号:354445]