土砂崩れなどの災害現場で地面の傾きを計測できる傾斜警報監視システムが、相模原市消防局に配備された。
土砂崩落の危険性を迅速に察知することで二次災害を防ぎ、救助活動中の隊員の安全を守る狙い。昨年10月の台風19号の教訓を生かし、市がメーカーと共に独自で開発した。
消防庁消防研究センターによると、同種のシステムの導入は全国の消防で初めてで、2日には初の実践的な訓練が市内で行われた。
0・1度の傾き計測
土砂崩落の危険性を察知 相模原市消防が監視システム導入
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導入された監視システムの親機を操作する消防隊員=相模原市南区下溝 [写真番号:341685]
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斜面の傾きを検知するセンサー [写真番号:341686]