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平和つなぐ 戦後75年
亡き父の兵役日記を書籍化 旧満州の不条理を見つめ

社会 | 神奈川新聞 | 2020年9月11日(金) 11:00

旧満州での日々を達筆な字でつづった斉藤準太郎さんの日記(小山芳美さん提供)

 89年前に旧満州(中国東北部)で兵役に就いていた父が記した日記を書籍化した女性がいる。横浜市旭区の小山芳美さん(73)。コロナ禍の外出自粛をきっかけに、幼少期に亡くなり記憶がおぼろげな父と対話を重ね、この国の歴史とも改めて向き合った。時代に翻弄(ほんろう)されながらも市井の人々に目を向ける父のみずみずしい感性を読み解き、不戦の願いとともに次世代へのメッセージを込める。「犠牲になるのはいつも民衆。過去の戦争を今の時代に引きつけて」-。

 「支那人3人を捕らえてきたのが始まり。(中略)合わせて18名ばかり分遣に連れてきた。密偵と中隊幹部が取り調べた。女も小供(こども)もいた。此(こ)の時ばかりは国の弱さをはっきり不幸に感じた。泣きたいような気分がした(8月15日)」

 1931年、軍靴の音が忍び寄る中、満州鉄道や炭坑の守備を務めた斉藤準太郎さん(当時21)は旧満州の不条理を見つめ続けた。

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