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平和つなぐ 戦後75年
被爆地の惨状、実相伝え 高津区役所で「原爆展」

社会 | 神奈川新聞 | 2020年9月9日(水) 12:10

岡本太郎の作品「明日の神話」などが展示されている原爆展=高津区役所

 被爆の実相を伝える「原爆展」が11日まで、川崎市の高津区役所で開かれている。23回目の今回は、原爆がさく裂する瞬間を描いた地元出身の画家岡本太郎の巨大壁画「明日(あす)の神話」を写真パネルにして展示、平和の尊さを改めて訴えている。

 明日の神話は長さ30メートル、高さ5・5メートル。1968~69年に制作され、「人は残酷な惨劇さえも誇らかに乗り越えることができ、その先にこそ『明日の神話』が生まれるのだ」とのメッセージが込められた岡本の最高傑作の一つとされる。

 会場には他に、原爆投下後の広島と長崎の惨状、第2次世界大戦時に空襲を受けた川崎市内の被害状況を写したパネルなどを展示。「かわさきマイスター」にも認定されている友禅染作家の石渡弘信さん(77)が爆風と熱線にさらされた街中をイメージして制作した作品なども並ぶ。

 世界の核兵器数と非核兵器地帯を紹介するコーナーでは、残り6カ国・地域が批准すれば90日後に発効される核兵器禁止条約など、核兵器廃絶への取り組みの現状なども解説している。

 広島に投下された原爆によって父親を失った実行委員長の弘本圭右さん(80)は「若い人たちも核兵器廃絶に向けた活動に参加してほしい」と呼び掛けている。

 午前9時から午後5時まで(最終日は午後3時まで)。入場無料。

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