熱中症、2週連続1万2千人搬送
社会 | 共同通信 | 2020年8月25日(火) 18:47
総務省消防庁が25日公表した速報値によると、熱中症で17〜23日に全国で救急搬送されたのは1万2799人だった。連日の猛暑の影響により、2週連続で1万2千人を超えた。埼玉、愛知、兵庫など14都府県で計25人が、初診時に死亡が確認された。
日本列島は発達した高気圧に覆われ、今後も気温の高い日が続くと予想される。消防庁はこまめな水分補給や適切なエアコンの使用に加え、屋外で人との距離が離れている時はマスクを外すなど対策を呼び掛けている。
集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は387人、短期入院が必要な中等症は4632人。65歳以上が55・3%を占めた。