河井克行被告、河井案里被告
東京地裁は18日、昨年7月の参院選広島選挙区を巡り、公選法違反(買収など)の罪で起訴された前法相で衆院議員河井克行被告(57)の保釈を認めない決定に対する不服申し立てを棄却した。弁護人が17日に準抗告していた。勾留されたまま25日の初公判を迎える見通し。
克行前法相と妻の参院議員案里被告(46)は6月18日に逮捕され、東京・小菅の東京拘置所で勾留中。それぞれの弁護人が今月7日に2度目の保釈請求をしたが、いずれも13日に退けられた。
関係者によると、夫妻は公判で無罪を主張し、克行前法相は違法な司法取引があったとして公訴棄却も求める方針。