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横須賀、日向市結ぶ航路を 誘致で両市が連携

話題 | 神奈川新聞 | 2017年3月15日(水) 02:00

定期航路の誘致へ連携して取り組むことを発表した吉田横須賀市長(中央右)と十屋日向市長(同左)ら=日向商工会議所(日向市提供)
定期航路の誘致へ連携して取り組むことを発表した吉田横須賀市長(中央右)と十屋日向市長(同左)ら=日向商工会議所(日向市提供)

 久里浜港(横須賀市)と細島港(宮崎県日向市)を貨物船で結ぶ定期航路の誘致に向けて、両市の政財界が連携して取り組むことになり、13日に日向市内で発表した。吉田雄人横須賀市長は共同会見で「2017年度に下り便でトライアル寄港を実施し、定期航路化に向けて、日向市とともに官民一体となって誘致を進めていきたい」と述べた。

 両市が目指すのは、細島港と東京港、千葉中央港を結ぶ既存2航路に、久里浜港を寄港地として追加する定期航路の誘致。今夏までに千葉中央発の下り便で試験寄港を行い、船会社や荷主らに久里浜港の利便性をPRしながら、今後の集荷の可能性を探る。

 十屋幸平日向市長は「横須賀市と連携、協力することで下り荷を集める体制が強化され、本市のみならず宮崎県北地域への波及効果が期待される」と述べた。

 共同会見には、横須賀側から吉田市長のほか板橋衛議長、横須賀商工会議所の平松廣司会頭、横須賀運輸港湾振興会の三枝実会長が出席した。

 
 

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