東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の復興を支援する物産展「気仙沼復興応援イベントinかわさき」が9月7~9日、川崎信用金庫本店(川崎区砂子2丁目)で開かれる。水揚げ日本一のサメから作るフカヒレなど水産加工品を中心に気仙沼の特産品をそろえ、販路拡大に努める。
ボランティアで被災地支援を続けている市民らによる実行委員会の主催で、3回目。フカヒレやホヤ、サンマの加工品などが並ぶ。「震災後、水産加工品などの販路が狭まり、市況の回復が困難になった。大消費地の川崎で販売し、少しでも復興につながれば」(千葉秀悦実行委代表)と続けている。
震災の記録を映像やパネル写真で紹介するほか、期間中の正午から、市消防音楽隊や区内の保育園児などがミニコンサートを行い会場を盛り上げる。気仙沼市観光キャラクター「ホヤぼーや」による観光PRも行われる。被災した子どもや母親らの生活基盤支援のための募金箱も設置される。
午前10時~午後4時(最終日は午後3時)。問い合わせは、同実行委(日本同盟基督教団招待キリスト教会内)電話044(272)5670。