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国の登録文化財へ答申 御成小旧講堂など5件 文化審議会

話題 | 神奈川新聞 | 2017年3月14日(火) 02:00

鎌倉市立御成小学校旧講堂の内部(同市提供)
鎌倉市立御成小学校旧講堂の内部(同市提供)

 国の文化審議会は13日までに、鎌倉市立御成小学校旧講堂(同市御成町)など三浦半島と西湘地域の5件の建築物を登録有形文化財とするよう松野博一文部科学相に答申した。

 同小の旧講堂は1933年建設。洋風建築の要素が外壁の下見板張りや洋風小屋組などに、和風建築の要素が寺社風の屋根飾りである懸魚(げきょ)や木を格子状に組んだ格天井(ごうてんじょう)などに、それぞれ見られる。同小周辺地域の景観の象徴として貴重で、市教育委員会は旧講堂を同小の施設として活用する方針を示している。


鎌倉市吉屋信子記念館の外観(同市提供)
鎌倉市吉屋信子記念館の外観(同市提供)



 同市内では、小説家吉屋信子のついのすみかとして建てられた市吉屋信子記念館(同市長谷)の主屋と、門および塀も対象。既存の建物を近代数寄屋建築の名匠・吉田五十八が移築、増築。単純化された数寄屋建築を創案した吉田の特徴をよく示し、家具や照明などとも合わせて設計されている。


吉岡家住宅主屋の外観(同市提供)
吉岡家住宅主屋の外観(同市提供)



 また、吉岡家住宅主屋(同市由比ガ浜)はラジオやレコードを扱う「キング商会」の別館で、ショールームに使われたとみられる24畳のアトリエがある。玄関周りの装飾やステンドグラスを使った建具など、一般住宅にはない多様な洋風建築の意匠が残る。終戦後、吉岡家の住まいとなった。


龍宮殿本館の全景(箱根町提供)
龍宮殿本館の全景(箱根町提供)



 龍宮殿本館(箱根町元箱根)は、浜名湖の弁天島で39年に廃業した外国人向けホテルを移築し、57年に旅館として開業した。木造2階建て一部3階建ての純和風様式で、階段の手すりに擬宝珠を取り付け、格天井、釣り鐘のような形をした火灯窓などを採用。町教育委員会生涯学習課は「昭和前期に外国人向けホテルとして建てられ、当時の姿がそのまま残る希少な例」としている。現在はリニューアル工事中で、今夏に温泉施設としてオープンする予定。

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