私立緑ケ丘女子高校(横須賀市緑が丘)の料理部が考案した地元の食材を使った健康メニューが、同市本町の飲食店「ワン ドロップ カフェ」で販売されることが決まり、部員を交えた試食会が9日、同店で開かれた。
同校料理部は、横須賀商工会議所が主催するプロジェクト「健康食堂」の一環でピザやチキンカレーなど4種類のメニューを開発。商品化に向けて、昨年11月に近くの商店街をまわり売り込み活動を行っていた。
試食会で披露されたのは、三浦半島の野菜をふんだんに使ったマグロのバーガーセット。同店が食材や盛り付けにアレンジを加えた逸品だ。部員らには開発した4種類の中から採用されたメニューが秘密にされていたため、料理が運ばれてくると「すごい」「おしゃれ」などの歓声が上がった。
バーガーセットを担当していた3年生の上條由美子さん(18)は「選ばれてうれしい。お店の人が試行錯誤してくれて、想像以上のおいしさ」と笑顔で話していた。同メニューは4月ごろから千円(税別)で提供される予定。