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横浜市内各地で復興応援イベント
絆の苗木、大きく育て 気仙沼「市場」が常設へ

話題 | 神奈川新聞 | 2017年3月10日(金) 02:00

イベントでにぎわいをみせる南町紫市場 =2016年5月(気仙沼復興商店街提供)
イベントでにぎわいをみせる南町紫市場 =2016年5月(気仙沼復興商店街提供)

 親睦の証し、花咲かせる-。横浜市磯子区の商店街「プララ杉田専門店会」が支援を続ける宮城県気仙沼市の商店街が、5月にも仮設から常設へと転じる。杉田側からの物資提供や音楽イベントなどで交流を深めており、常設に向けたプレゼントとして商店街を彩る苗木を贈る。


磯子・商店街の支援 実を結ぶ


 プララ杉田の佐藤祐治会長(59)は2月中旬、気仙沼市の南町紫市場(気仙沼復興商店街)を訪れた。現在は仮設だが、近くに24店舗が入居する共同店舗と個人8店舗が集積する常設商店街の建設が進む。

 佐藤会長は、自身が主宰する落語会で集めた三十数万円を、新商店街に植える苗木代にと申し出た。「形に残し、街の成長を見守りたい」との思いからだ。共同店舗に入居するコロッケ店の坂本正人さん(59)らは「新たな門出にふさわしい」と快諾した。

 支援のきっかけは、地元で活動し、プララ杉田とも縁が深いアマチュアバンド「イマージュISOGO」のメンバーに気仙沼市出身者がいたことだった。津波で水没した地に仮設商店街を建設する計画があることを知った佐藤会長が音頭をとり、2011年7月から衣類や飲食店に必要な食器や機材の寄付を募り、送り始めた。

 同年12月に、53店舗の南町紫市場がオープンした後も、気仙沼産の商品を販売するなど、形を変えながら支援を継続。13年からは年1回、イマージュISOGOのメンバーが手弁当で気仙沼に出向き現地ミュージシャンと演奏会を開くなど、交流の輪が広がる。

 佐藤会長は「顔と顔が見える交流で、信頼関係も強まった」と話す。新商店街は避難所となった神社にちなみ、「南町紫神社前商店街」と名付けられる。坂本さんは「今も送ってくれた食器を大切に使う店がある。心強い応援があることを感じながら、大勢の人を商店街に呼び込みたい」と意気込む。

鍋食べて復興応援




 宮城県気仙沼市のメカジキ入り鍋を振る舞い、東日本大震災で被災した同市への義援金を募るイベントが11日、横浜市中区のナビオス横浜前で開かれる。横浜ワールドポーターズを運営する横浜インポートマートの主催。

 鍋はみそ風味で、気仙沼産のメカジキやワカメのほか、シメジやネギなども入っている。千杯分を用意し、正午から振る舞う。集まった義援金は気仙沼市に全額寄付する。

 ワールドポーターズの飲食店でも12日まで、「気仙沼産食材フェア」を開催している。回転ずし店「まぐろ問屋 三浦三崎港」では、メカジキや生メカブのすしが登場。レストラン「フェスタガーデン」では、サメ肉の唐揚げを食べることができる。

 「現地の海の幸や水産業をPRし、復興支援につなげたい」と営業企画グループ担当者。問い合わせは、横浜インポートマート電話045(222)2099。

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