海上自衛隊の艦船をモチーフにした水彩画が並ぶ企画展「日本を護(まも)る艦たち」が、記念艦三笠(横須賀市稲岡町)で開かれている。三笠保存会などの主催。淡いタッチで描かれた約40点が展示されている。4月2日まで。
海洋画家の志磨隆さんの作品。海賊被害対策として、護衛艦がソマリア沖でクルーズ客船を護衛する情景や、引き渡し式で関係者に見守られながら潜水艦が出航する様子など、さまざまな艦船が描かれる。
今回の企画展のために制作された戦艦三笠をテーマにした3作品も展示。同保存会は「明治の船の中で平成の船を見て、構造や見た目の違いを感じてほしい」と話している。
見学には、記念艦三笠の観覧料600円が必要。問い合わせは、同保存会電話046(822)5225。