
横須賀市立看護専門学校(同市上町)の卒業式が2日、同市深田台の市文化会館で行われた。卒業を迎えた11期生32人全員は市内を中心とした医療機関に就職する。学生生活を支えた人々への感謝の気持ちを胸に、看護の現場へ一歩を踏み出す。
式典には、在校生や保護者ら約200人が出席。大澤章俊校長は「医療を取り巻く社会環境は複雑化、多様化している。生涯にわたり看護学を学び続ける姿勢を自らに課し、キャリアアップを図ってほしい」とあいさつ。卒業生代表の土居菜奈美さん(21)は「戴帽式で誓ったような愛を持って人々に向き合い、笑顔と安らぎをもたらす看護師を目指して成長する」と決意を述べた。