
約4千本の梅が植えられている湯河原梅林(湯河原町鍛冶屋)で早咲きの梅が見ごろを迎え、甘酸っぱい香りが一帯を包んでいる。3月12日まで「梅の宴」が開かれており、多くの観光客が早春の散策を楽しんでいる。
町観光課によると、例年より2週間ほど開花が早く、早咲きはほぼ満開。全体では五分咲きで、今月下旬ごろまで楽しめそう。25日から3月5日まではライトアップ(午後6時~8時半)も行われる。
青空が広がった10日は家族連れやカップルらが、赤やピンク、白色の梅に見とれていた。
梅の宴では、和太鼓演奏などのステージイベントを実施。梅林の散策などを盛り込んだ婚活企画「梅コン」(事前申込制、有料、先着順で男女各20人)も初めて開催する。入園料は中学生を除く15歳以上200円。問い合わせは、同課電話0465(63)2111。