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閉架書庫を初めて一般公開 大和市立図書館、「とと姉ちゃん」ゆかりの資料も

話題 | 神奈川新聞 | 2016年8月28日(日) 02:00

初めて一般公開された地下書庫を見学する来館者=大和市立図書館
初めて一般公開された地下書庫を見学する来館者=大和市立図書館

 大和市立図書館は27日、移転によって今月末に休館するのに伴い、地下1階の閉架書庫を初めて一般に公開した。明治時代の新聞の縮刷版や、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」ゆかりの生活総合雑誌「暮しの手帖」の創刊号など、希少な資料を紹介した。

 市は計約52万5千冊を所蔵し、同館は36万冊余りを取り扱う。2層構造の地下書庫に保管された20万冊ほどの閉架図書が本棚にびっしりと並び、抽選で選ばれた読書好きの市民20人がその雰囲気を楽しんだ。

 市立小学校3年の女児(8)は「古い本がいっぱい並んでいて迫力があった。本のにおいや書庫の湿気も感じられた」とうれしそうだった。

 1982年に同市深見西1丁目に建てられた現図書館は4代目。49年に市南部の小学校内に誕生し、72年に市中部に移転。87年までに市内4カ所に図書室が設けられ、5館体制となった。この日、こうした図書館の歴史も紹介された。

 新図書館は11月3日に開館する大和駅東側の再開発ビル内に移転され、9月からそれまで休館となる。

 
 

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