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韓国から参加、巨匠も
街と人をジャズが結ぶ 11月、川崎市内でフェス

話題 | 神奈川新聞 | 2016年8月16日(火) 10:12

記者会見で「かわさきジャズ2016」の魅力を語った佐山さん(後列左)や仙波さん(同右)ら
記者会見で「かわさきジャズ2016」の魅力を語った佐山さん(後列左)や仙波さん(同右)ら

 ジャズフェスティバル「かわさきジャズ2016」が11月11~20日に川崎市内6会場で開かれる。ジャズピアノの巨匠、山下洋輔さんが初めて参加し、バイオリニストの大谷康子さんと共演するなど「川崎らしい多様性とコラボレーションを特徴」として「街と街、人と人を音楽で結び、街のにぎわいにつなげていきたい」(山田長満実行委員長)としている。

 「ジャズは橋を架ける」がテーマ。国内外のトッププレーヤーによる12の「音楽公演」(有料)、プレ期間(9月15日~)から市内全域をフリーライブで盛り上げる「地域連携」、ワークショップなどの「人材育成」を3本柱に開く。

 メインの音楽公演では、山下さんと大谷さんの「ドリーム・デュオ」に、鼓奏者の大倉正之助さんらをゲストに迎えた「グランド・フィナーレ ジャズ・トラベルズ・ワールド」(11月20日・ミューザ川崎)のジャンルを超えた多彩なコラボレーションを披露。大谷さんは「新しい意外なことが起きるのでは、とわくわくしている」と意気込んでいる。

 川崎市・富川市友好都市提携20周年記念ライブとして韓国若手ボーカリストや在日のパーカッション奏者などを招いての「佐山雅弘&仙波清彦×コリアンオールスターズ」(同18日・ラゾーナ川崎プラザソル)も注目されている。人気のピアニスト小曽根真さん率いるビッグバンドもミューザに初登場する(同日)。

 山下さん(10月25日)や仙波さん(9月27日)らを講師に実演も交えるなどした公開講座(各回1500円、申し込み8月20日まで)。

 約25会場40のフリーライブ(一部有料)も9月15日から開催され、市内がジャズの音色で染まる。初の公募型ステージを川崎、中原、高津、麻生区の4カ所で開催。出演21組を8月17日まで募集している。

 かわさきジャズは昨年、モントルー・ジャズ・フェスティバルの日本版を発展させてスタート。市内の経済界や音楽大学関係者、文化団体などで実行委員会を組織し開いている。チケット販売は9月1日から。詳細はホームページ。問い合わせは、実行委員会事務局電話044(201)7735。

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