子どもらに世界のカブトムシやクワガタムシなどに親しんでもらう「第16回かわしん夏休み特別昆虫展」が4日、川崎信用金庫本店(川崎市川崎区砂子)の1階ロビーで始まった。昆虫好きな同信金職員26人でつくる昆虫研究会(竹原潤部長)が企画・運営し、5日まで。
北米産で白色が特徴のグラントシロカブトや、七色に光る豪州産のニジイロクワガタ、体長16センチと世界最大で中南米原産のヘラクレスオオカブトなどに、訪れた子どもたちは興味津々。チョウの標本のほか、スズムシやカンタンなども展示され、涼しげな音色を会場に響かせていた。
区内の小学4年の男児(9)は「クワガタは飼ったことがある。大きなカブトムシにはびっくりした」と笑顔で話していた。入場無料。午前9時~午後4時。5日は先着30人の子どもたちにクワガタムシがプレゼントされる。