国土交通省川崎国道事務所は、東名高速横浜町田インターチェンジ(IC)と国道246号を高架で通過する国道16号保土ケ谷バイパス町田立体本線部が4月24日に開通したことで、一般部の交通量が約3割減る効果があったと発表した。
渋滞の名所になっている東名入口交差点でも、混雑が大幅に緩和された。同事務所によると、東名入口交差点上り(横浜方面)と南町田北交差点の渋滞が解消。東名入口交差点下り(八王子方面)も、最大渋滞長が8割減ったという。
南町田北交差点から横浜町田ICまでの所要時間は9分から3分へ6分短縮された。物流事業者からは「荷物の到着時間が正確になった」「燃費が向上した」などの声が聞かれるという。
本線部と一般部の交通量は増えたが、流れが分散されたため、一般部の大型車の交通量は5割減少した。並行する八王子街道や町田街道に迂回(うかい)する交通量も1割減少。救急医療施設への所要時間も短縮されたという。