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追悼「南国忌」三十五歳 元編集者が秘話披露 19日に横浜長昌寺

話題 | 神奈川新聞 | 2017年2月3日(金) 15:19

直木賞作家の名前が並ぶ額を眺める窪田さん(左)と西内さん=長昌寺
直木賞作家の名前が並ぶ額を眺める窪田さん(左)と西内さん=長昌寺

 直木賞に名を残す作家、直木三十五(1891~1934年)をしのぶ「南国忌」が19日、墓のある横浜市金沢区富岡東の長昌寺で開かれる。今年はその名と同じ35回目。墓参りとともに講演会が行われ、7人の直木賞作家を担当した元編集者が賞にまつわる秘話を披露する。

 南国忌は代表作「南国太平記」から名を取って83年に始まった。毎年、命日である24日かその前に催される。

 企画、運営する南国忌の会(浅田次郎会長)事務局長の窪田修さん(80)=金沢区、実行委員の西内俊秀さん(70)=同=は「直木氏の名前と同じ回まで会を重ねられた。地元にとっての大作家。郷土の宝を一人でも多くの人に知ってほしい」と参加を呼び掛ける。

 直木は主に時代、歴史小説の第一人者として活躍。晩年に病気療養のため富岡に移り住み、43歳で没した。文芸春秋を創刊した菊池寛が、その功績を記念して賞を創設した。

 講演会では元文芸春秋出版部長で、林真理子さんら7人の受賞作の編集を担当した岡崎正隆さん(71)が語る。「実力に運もないと取れない賞。何度も候補に挙がりながら落選した作家は多く、エピソードは尽きない」という。

 長昌寺の本堂には、受賞者の名前が書かれた木札が並ぶ。会の開催前には今年1月、第156回の賞に選ばれた恩田陸さんの木札も掲げられる。石澤彰文住職(71)は「直木賞の原点が直木三十五。埋もれてしまいがちだが、こうした作家がいることを受け継いでいきたい」と話す。

 午後1~5時。会費4千円(懇親会費込み、講演会のみは千円)。申し込みは10日まで。問い合わせは、窪田さん電話080(1040)1773。

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