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新造船、伝統次代へ 金沢区沖で神事

話題 | 神奈川新聞 | 2016年7月18日(月) 02:00

約80年ぶりに新造された奉仕舟で行われた伝統行事「祇園舟」=横浜市金沢区沖
約80年ぶりに新造された奉仕舟で行われた伝統行事「祇園舟」=横浜市金沢区沖

 1年の罪とけがれを茅舟(かやぶね)に託して海に流し、無病息災を願う富岡八幡宮(横浜市金沢区富岡東4丁目)の伝統神事「祇園舟(ぎおんぶね)」が17日、同区沖で行われた。1937(昭和12)年に造られた奉仕舟が老朽化したため今年は2隻を新造し、祇園舟保存会員が気持ちを新たに沖へ向かった。

 楕円(だえん)形の茅舟は長さ約70センチ、幅50センチ。本殿でお祓(はら)いをした後、保存会員が奉仕舟で約4キロ先の海に流した。罪やけがれを遠ざけるため、帰りは「そーりゃ」と声を合わせ、全速力で浜に戻った。

 野本太助保存会副会長(76)は「新しい舟が使われた風景を見て感無量。若い人が神事を末永く続けてほしい」と話した。神事は800年以上前から受け継がれ、90年に市無形民俗文化財第1号に指定された。

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