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【動画】多彩な口笛、魅力発信 川崎で初の世界大会

話題 | 神奈川新聞 | 2016年7月18日(月) 02:00

打楽器を組み合わせるなど、各国の奏者がさまざまな演奏スタイルで口笛を披露した=川崎市男女共同参画センター
打楽器を組み合わせるなど、各国の奏者がさまざまな演奏スタイルで口笛を披露した=川崎市男女共同参画センター

 口笛の魅力や楽しみ方を知ってもらおうと、「口笛世界大会2016」が15~17日の3日間、川崎市高津区の市男女共同参画センター(すくらむ21)で初開催された。コンテストには6カ国から約50組の個人・団体が出場し、踊りや楽器を組み合わせるなどさまざまな演奏スタイルの口笛が披露された。

 プロ奏者や愛好家らでつくるジャパン・ウィスリング・コンフェデレーション(JWC)の主催。事前の音源審査の通過者が世代ごとに3部門で競い合った。海外ではインドからの参加者が最も多く、米国とオーストラリア、ベネズエラ、韓国から集まった。

 カラオケ伴奏で吹く「音源伴奏」部門のほか、自由にアレンジできる「アライドアーツ」部門では民族舞踊や寸劇を取り入れたグループも。「弾き吹き」部門では打楽器やピアノ、ウクレレなどを自ら演奏しながら口笛を吹き、大きな拍手が起こった。

 最終日の17日に「見上げてごらん夜の星を」など2曲を吹き、ジュニアの部で優勝した小学6年生の伊藤心(しん)君(11)=秋田市=は「コンテストの参加は初めて。1歳から偶然口笛が吹けるようになり、独学で練習してきた。優勝できてうれしい」と話し、海外からの出場者の演奏にも「国ごとの音楽の雰囲気に合っていて楽しかった」と刺激を受けていた。

 大会初日には口笛の背景や吹き方のこつなどを紹介したシンポジウムや、有名奏者らによるコンサートも開かれた。JWC代表の「くちぶえ奏者りょうすけ」こと竹内亮介さん(53)=東京都日野市=は「国によって演奏のスタイルが全く違うので、いろんな楽しみ方を知ってもらえたのでは。今後はもっと大会を広めていきたい」と話した。

 
 

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