
車いす利用者に海を楽しんでもらうため、鎌倉市の材木座海水浴場で24日に開かれるイベント「バリアフリービーチ」で、市民有志の実行委員会が当日のボランティアを募集している。
イベントは1日限定で、当日は4~83歳の46人が家族とともに参加する予定。車いすで移動できるよう、砂浜やトイレ周辺にベニヤ板を敷き、海の家の段差もなくす。海に入れる砂浜用車いすや手作りのいかだ、浮輪などを使い、ボランティアと一緒に海水浴を楽しむ。
昨年の初開催では、県内外から20人以上が参加した。酒井太郎委員長は「海に来たことがない人も多く、『これが潮の香りなんだ』と喜んでくれた。高齢者や子どももベニヤ板の上は歩きやすい。みんな一緒に楽しめるイベントにしたい」と意気込む。
午前9時~午後5時。当日ボランティア応募は、フェイスブックページから登録フォームで申し込む。