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「土木女子」中心に取得 安全衛生優良企業

話題 | 神奈川新聞 | 2016年7月2日(土) 11:59

市内初の「安全衛生優良企業」の認定を中心になって取得したアップコンの技術部の山本さん
市内初の「安全衛生優良企業」の認定を中心になって取得したアップコンの技術部の山本さん

 土木・建築工事のアップコン(川崎市高津区坂戸)は川崎市内企業で初めて労働者の安全や健康の確保に取り組む「安全衛生優良企業」に認定され、4日、神奈川労働局から認定通知書を受ける。昨年6月の制度発足以来、県内で3社目だが、入社3年目の技術系女性社員が中心になって取得した。

 同社は、独自のウレタン技術で地震の被災地をはじめとした全国の工場や住宅の地盤沈下の修正を行っている、従業員40人の中小企業。コンサルタント会社を使わず、入社3年目の技術部所属の女子社員、山本明奈さん(24)が中心に社内チーム8人で書類を準備し認定を取得した。

 山本さんは、福島県郡山市や仙台市、厚木などの現場で施工や調査をする間に、認定に向けて調べたり、書類を記入したりした。安全衛生体制や健康保持増進対策といった調査項目に関した内容。「社内ではまだ知らないことばかりだったので、勉強になった」と山本さん。

 同社の「土木女子」と呼ばれる技術職の女性の比率は2割と高い。松藤展和社長は「女性の体力でも機材を運搬できるようにと工夫も行っている。男性社員の仕事も楽になるなど、そうした積み重ねもあり、今回の認定に向けて新たなことはしないでも済んだ。今後も健康増進などの取り組みを続けていきたい」と話している。認定は6月14日付で、有効期間は3年間。

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