京急線黄金町駅(横浜市南区)前のバス停に置かれたソファを巡る問題で、横浜市は30日、ソファを撤去した上で新たにベンチを設置した。
南土木事務所によると、同日午後にソファ2台を撤去。新たに樹脂製のベンチ1脚を置き、動かないようにボルトで固定した。作業は20分ほどで完了したという。
新たに設置したベンチは、通常使用しているものよりも奥行きが短い40センチほどにしたほか、ガードレールに近接させることで、2メートルの歩道幅を確保した。
撤去したソファは同事務所で約2週間保管。所有者が現れなければ処分する方針。同事務所の担当者は「いろいろあったが、良い形で収まったのではないか」と話している。