
初夏を彩るハナショウブとアジサイが、横浜市都筑区茅ケ崎東3丁目の正覚寺で見ごろを迎え、訪れる人たちはスケッチや写真に収めるなどして花の競演を楽しんでいる。
鐘楼堂前に広がるショウブ田には紫や白など約300株のハナショウブが咲き、墓地に続く道では約千株のアジサイが青やピンクに色づいている。友人と訪れた近くの主婦(62)は「カラフルな花々を見ていると元気が出る」と笑顔をみせた。
住職(64)によると、今年は例年より1週間ほど開花が早く、ハナショウブは中旬ごろまで、アジサイは6月末まで楽しめる。住職は「蒸し暑い梅雨の時期に季節の花を見て涼んで」と呼び掛けている。問い合わせは、同寺電話045(942)3059。