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横浜の観光アプリ開発 専門学生ら「観光客増へ切り札」

話題 | 神奈川新聞 | 2016年6月13日(月) 10:49

アプリ「NISHIMARO DIARY」の企画、開発を手掛けた学生ら =岩崎学園情報科学専門学校
アプリ「NISHIMARO DIARY」の企画、開発を手掛けた学生ら =岩崎学園情報科学専門学校

 横浜市西区が岩崎学園情報科学専門学校(同市神奈川区鶴屋町)と共同で、区の多彩な魅力を伝える無料の観光アプリ「NISHIMARO DIARY」を開発した。秘密のお勧めスポットに近づくとメッセージが表示され、詳細な解説が見られる仕組み。学生と共同での観光アプリ開発は市内18区で初の取り組みで、専門学校の生徒たちは「観光客数増と回遊性を高める切り札になれば」と期待している。

 「水天宮平沼神社に来たよ!」。神社の半径40メートル以内に差し掛かると、地図上にメッセージが表示される。「詳細」ボタンを押すと「『安産・水徳の神』が祭られているよ」「湯立花神事で沸かした湯を飲むと、一年風邪をひかないと言われている」といった解説も表示される。

 アプリは、西区のマスコットキャラクター「にしまろちゃん」の日記を利用者が見つける設定。スポットを訪れるとポイントが加算され、ランキングを競う遊び心も盛り込まれている。

 紹介メニューは、みなとみらい21(MM21)地区やランドマークタワーなどのほか、隠れた名所2代目の横浜駅遺構(西区高島)、昔ながらの雰囲気を残す岩亀横丁(同区戸部町)など計36カ所。利用者が現地で撮影した写真を登録することもできる。

 同校情報セキュリティ学科2年の本間知生さん(19)は「杉山神社に狛犬(こまいぬ)ならぬ『狛ネズミ』がいたり、野毛山動物園に野生のリスがいたり。まちを歩いて見つけたことを盛り込んだ」。同じ2年の志村綺仁さん(20)は「どこを紹介しているかは秘密。歩きながらまちの面白さを探してみてほしい」と呼び掛けている。

 
 

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