
平塚市西部の河内川で、約2千株のアジサイが見ごろを迎えた。鎌倉橋(公所)から下流の下河原橋(山下)までの約1・4キロの両岸を赤紫や青、ピンク色の花が彩り、多くの市民の目を楽しませている。12日には旭北公民館(同市河内)で「あじさいまつり」も開かれる。
アジサイの植栽は都市化の影響で悪化した河川環境を改善しようと、「河内川あじさいの会」(石井豊会長)が1998年から始めた。市内の小川伸一さん(67)は「毎年河原がにぎやかになるこの時季が楽しみ。昨年よりも花の勢いがいい」と孫の手を引きながらゆったり眺めていた。
まつりは実行委員会の主催で2005年から開催。今年は午前10時~午後3時で小雨決行。アジサイの挿し木教室や活動パネル展示のほか、模擬店なども出る。問い合わせは、石井会長電話0463(33)5034。