他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 話題
  4. 笠懸で観客魅了 三浦一族しのぶ「道寸祭り」

笠懸で観客魅了 三浦一族しのぶ「道寸祭り」

話題 | 神奈川新聞 | 2016年5月30日(月) 02:00

馬上から上下左右の的を目がけて弓を放つ笠懸が披露された=三浦市三崎町小網代
馬上から上下左右の的を目がけて弓を放つ笠懸が披露された=三浦市三崎町小網代

 中世の武家・三浦一族をしのぶ「道寸祭り」が29日、三浦市三崎町小網代の荒井浜海岸で開かれた。馬上から豪快に的を射抜く笠懸(かさがけ)が披露され、約4千人の観客を魅了した。今年は最後の当主三浦道寸の没後500年とされる。供養祭や横須賀開国甲冑(かっちゅう)隊の行進も行われた。

 笠懸は流鏑馬(やぶさめ)、犬追物(いぬおうもの)と並ぶ三大古弓馬術の一つで、三浦一族のお家芸として伝えられている。

 武田流一門の射手が装束姿で登場し、弓なりの砂浜を馬に乗って走りながら妙技を披露。約3メートル離れた的を目がけて矢を放ち、的中すると歓声が上がった。

 弓道経験があるという観客(24)=横須賀市在住=は「的に当てるだけでも難しいのに、馬に乗りながらとなると熟練していないとできない」と感心していた。

 
 

祭りに関するその他のニュース

話題に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング