横須賀市の久里浜商店会協同組合(森下守久理事長、約240店)と関東学院大学(本部・横浜市金沢区、規矩大義学長)が協働して運営する久里浜コミュニティースポット「やすらぎ」が14日、オープンする。空き店舗を再生、趣味や英会話教室などの開催を通じて、にぎわい創出の拠点を目指す。
商店街の空き店舗活用
「やすらぎ」は京急久里浜駅近くの久里浜黒船仲通り商店街の空き店舗約50平方メートルを、市の補助を受けて改装。個人が趣味で制作した装飾品などの販売用に32ブースを設けた。
共用スペースで出店者が手作り品の制作教室を開くほか、同大学の米国出身教員らによる地元中高生を対象にした「英語コミュニケーションラウンジ(仮称)」開講を予定している。
理事長の森下さん(70)は「衰退した商店街を活性化するため集客の拠点として運営する。買い物客の休憩所にも活用してほしい」と話している。